結婚後に婿養子となる場合の注意点


質問:結婚後に婿養子となる場合に、
 法律上の注意点は何かありますか?
     

 結婚後に婿養子となる場合、
 注意が必要なのは
 
 その夫婦の苗字が変わる場合と
 変わらない場合があるということです。

 苗字が変わる場合は
 結婚の際、男性の苗字を名乗っていた場合ですね。

 苗字が変わらない場合はいいのですが、
 婿養子となることにより、
 苗字が変わった場合
 各種、名義変更の手続きをしなければなりません。


 運転免許証
 銀行の口座名
 自動車の車検証
 生命保険証
 各種社会保険
 などなど

 
 そして、結婚後に婿養子となる・・・。
 つまり、男性は養親と養子縁組をするということなので、

 決定的に違ってくるのが
 まず相続関係
 
 そして、養親が困窮した場合に、
 婿養子は扶養の義務が発生するということです。


 結婚後に婿養子となることにより
 相続人が増える。
 
 これを勘案して、当事者間で決めなければなりません。


 ちなみに、すごく相続財産が多く、
 相続税を支払わなければならないほどだとすると

 結婚後に婿養子縁組をすることによって
 基礎控除の額が600万円増えるので
 節税として使うということもできます。




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