婿養子の苦労はどこから発するか


質問:婿養子の苦労。これってどんなところから来ると思いますか?
     

 婿養子の手続きのご相談を
 お受けしていて

 婿養子特有の苦労
 
 こういったあるのではないか
 と感じています。


 「肩身が狭い」と感じていらっしゃる
 婿養子の方がいらっしゃることも事実です。

 それはどこからくるものなのか?


 おそらくその苦労は、
 家族内で「対等」という意識のズレから
 くるものではないか
 と思われます。

 ※注意:あくまで僕が相談を受けてきた中で感じた私見です。

 もちろん、それまで育った生活環境が
 がらりと変わるわけですから

 婿養子の方も
 「この家のことを理解しよう。」
 とする姿勢が
 とても重要であることま間違いありません。


 お互いがお互いを対等と思えるかどうか。
 
 これがないと、婿養子の苦労は消えず、
 婿養子の入った家というのは
 不協和音を生じるのではないでしょうか?

 これは世に言う「嫁」でも同じことがいえると思います。

 「嫁に来たんだから、やって当然」
 みたいな考え方は
 特に今の若い世代には受け入れられがたいです。

 お嫁さんも対等な一人の人間。
 こう思ってこそ、良好な関係が築けます。
 
 婿養子も同じで、
 「婿だからやって当然」
 「婿に来たんだから我慢して当然」

 こういった考えが、苦労を生むんだと思います。

 婿養子の苦労の解決。

 やはりこれは法律ではどうにもならず、
 「互いを理解しようとする心」
 これが一番重要なんだと思います。




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