養子縁組に関連した戸籍の見方【本籍・筆頭者・身分事項・続柄等】

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「養子縁組に関連する戸籍の見方を教えてください。」
「はい、わかりました。
役所で戸籍謄本（全部事項証明）を取ってみると、下記のような感じだと思います。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全部事項証明

「あ、そうですね。」
「では、各項目について、一個一個説明していきたいとおもいます.。」

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・本籍　氏名
ここに筆頭者の氏名と本籍が記載されます。
その戸籍に入っている者は
この筆頭者と同じ名字を名乗ることとなるわけです。
単身者が養子縁組をし、養子として養親の戸籍に入ってくることとなりますから
当然に筆頭者である養親の名字を養子は名乗ることとなるわけです。

・戸籍事項　戸籍編成
戸籍が編製された年月日が記載されます。
転籍した場合はそのことがここに記載されます。

・戸籍に記録されている者
夫・妻の夫婦
もしくは夫・妻・子の２代の親子のことがここに記載されます。
（３代戸籍の禁止といって、祖父母は記載されません。）
内容としては、名・生年月日・配偶者区分・父母の氏名・父母との続柄・養父母の氏名・養父母との続柄
等が記載されます。

・身分事項
各届等に応じ、発生した身分事項が記載されます。
出生
婚姻
養子縁組
分籍
入籍
親権
死亡
などなど

この自分事項欄を見ると、
「いつ生まれた」
「誰と誰がいつ結婚した」
「誰と誰がいる養子縁組した」
「誰がいつ死んだ」
「結婚や養子縁組する前の本籍はどこにあったのか」
等がわかります。

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